高配当株ETFの買い時 ~VIX指数はタイミング買いの指標になる?

こんにちは。リモ太郎です。

リモ太郎
リモ太郎

昨年50歳を迎え、60歳での社会人引退とそりの後の資産形成に向けて、今年から本格的に投資信託や高配当ETFへの積立投資を始めました。

先日、米国高配当株ETFの【VYM】を少しスポットで買い足しました。VYMの価格が下がってきていたこと、VIX指数が30を大きく超えていたことから、安目のいい買い時だと判断したためです。

よく言われるのが、VIX指数が30を超えたら高配当株ETFの買いのタイミングというのがあります。これまではVIXは少し気にしていた程度で、感覚としてそうなのかなあと思っていたくらいでした。本記事では、実際に購入価格とVIX指数を比べてみて、相関があるのかどうかを検証してみたいと思います。

こんな方向けの記事です
  • 高配当株ETFを積み立てたいが、買い時のタイミングが分からずに悩んでいる
  • VIX指数とは何か、VIX指数と株価との関係はどの程度あるのかに興味がある方

VIX指数とは?

WikipediaでVIX指数を分かりやすく説明しています。

VIX指数(英:VIX Index)またはCBOEボラティリティ指数(英:CBOE Volatility Index)とは、シカゴ・オプション取引所(CBOE)が、S&P 500を対象とするオプション取引の満期30日のインプライド・ボラティリティを元に算出し、1993年より公表しているボラティリティ指数。

出典:Wikipedia

ここで大事な点は、VIX指数は今後30日間のS&P 500の変動幅を予想した指標だということです。変動幅が大きいと予想されればVIX指数も大きくなりますが、VIX指数の大きさは市場の不安定感や株価の変動に対する投資家の不安の大きさを表すと解釈されることが一般的です。つまり、VIX指数の大きさと株価の推移は以下のように負の相関関係になることが多いのです。

  • VIX指数20以下⇒市場は安定し、株価も変動少なく順調に上昇(することが多い)
  • VIX指数20以上⇒市場は不安定になり、株価も大きく変動し短期間での下落が予想される

過去にリーマンショックの時はVIX指数は80近くまで跳ね上がりました。最近では2020年コロナショックで40以上に達しています。いずれも、株価は大暴落しました。最近はウクライナ情勢やインフレ懸念などで世界的に情勢不安定が続いていますが、VIXも20~30台の高い水準で上下していることからも投資家不安を伺い知ることができます。

さて、高配当株ETF投資を解説するブログなどで、「VIX指数はETFを買うタイミングの判断に使える」という記事を良く目にします(VIXと直接関係があるのはS&P 500指標ですが、高配当株ETFとも相関があるということですね)。

具体的には、

  • VIX指数が20を超えた時が高配当株ETFの買い時
  • VIX指数が30を超えたらかなりの買い時

といった具合です。そこで、高配当株ETFとVIX指数にどれくらい相関があるのか、実際に比較してみたいと思います。

VYMとVIX指数の比較

本格的にVYMを購入し始めたのは2022年に入ってからなので、2022年初から現在(5月2日)までのVYMとVIXのチャートを比較してみます。青い●は、ぼくがVYMを購入した日を示しています。

VYMチャート(2022年初~5月2日)
VIXチャート(2022年初~5月2日)

上の2つのチャートを比較していただくと、VYMとVIXの逆相関の関係が如実に表れていることが見て取れます。つまり、VYMの株価が上昇するとVIX指数は下落し、VYMが下落するとVIXは上昇しているのがお分かりになるかと思います。

ぼくは、左から数えて2番目と6番目ののところでスポット買いをしました(その他は、月1ペースで定期的に買っているものです)。VIX30以上の時にスポット買いをしていますが、どちらもかなり安目でVYMを購入できています。

全6回の購入時点でのVYMの購入単価とVIX指数の具体的な数値は、下の表のとおりです。ここから、VYMとVIXの相関係数を算出してみます(ExcelのCorrel関数を使用)。

VYMとVIXの相関係数が-0.99となり、非常に強い負の相関関係にあることが示されました(-0.7~-1.0はとても強い相関を表します)。

まとめ。現時点ではVIX指数は投資タイミングの判断に使えそう。

以上です。VYMの単価とVIX指数には強い逆相関があることが、実際の投資結果からは読み取ることができました。

実際に、VIX指数が高い時(30以上)に購入したVYMは、いずれも平均購入単価よりも安目で買うことができています。

まだ投資を始めて間もないためサンプル数が十分でない可能性がありますが、今のところVIX指数は投資タイミングの判断材料として使えそうだという印象です。

もちろん、上記はあくまでも過去のものです。リーマンショック級の大暴落が来れば、相場はどんどん下がり続けるので追加投資は有効でないかもしれません。強い逆相関が将来もずっと現れるとは限りません。何カ月後かもう少しデータを増やして再度検証したいと思いますので、現時点ではあくまでも参考としてとらえていただければと思います。

いずれにしましても、高配当株ETFへの投資は楽しいです!ドルコスト平均法で毎月決まった日に決まった金額を積み立てるインデックス積立とは違って、購入タイミングを見計らってできるだけ安値で買って効率的に資産を積み立てたいという欲がどうしても出てしまいます💦。いろいろなやり方をリサーチして試行錯誤で自分流に試してみたり、市場を読もうとする努力をしてみたりと、これはこれで楽しいし、投資の勉強になっているのかなあと実感しています。

またさらに良さそうな投資のアイデアがあれば記事にしてご紹介したいと思います。ご意見やアドバイだけスなどございましたら、ぜひいただけますと励みになります。よろしくお願いします!

リモ太郎

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