
こんにちは。リモ太郎です。
4月某日。かみさんとワンコと一緒に、軽井沢、浅間山のふもとにあるキャンプサイト「北軽井沢スウィートグラス」に2泊3日で行ってきました。我が家では半年に一度の恒例行事になっていて、春、秋の年2回(暑くもなく寒くもない時期に)毎回訪れていて、今回が7回目になります。というか、宿泊旅行は7回連続スウィートグラスで、それ以外は泊ってません(笑)
そしてなんと、今回は都道府県民宿泊割キャンペーン「愛郷ぐんまプロジェクト」の適用を受けました!後ほど詳細をお伝えしますが、値引きがすごいことになっててとにかくびっくりです。行く前はキャンペーンをやってることを知らなかったのでうれしさ倍増でした。記事を書いている時点では2022年4月28日までのキャンペーンですが5月末までの延長を検討中とニュースになっていました。まだ間に合うかもしれません!
とにかくキャンプって、焚火を見てぼーっとしていたり、料理を無心で作っていたりするだけで日常から離れて心がリフレッシュしますよね。こちらのコテージに宿泊した体験をレポートしたいと思います。仕事や都会の喧騒にお疲れのみなさん。キャンプにぴったりのこれからの時期、癒されてみてはいかがでしょうか?(笑) スウィートグラスはとても過ごしやすくてとてもおススメです!
北軽井沢スウィートグラスのいいところ・気になるところ(特徴)
浅間山のふもとにある絶景キャンプ場

- 住所:群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢1990-579
- ホームページ(予約もこちらから):北軽井沢スウィートグラス (sweetgrass.jp)
スウィートグラスは、関東有数のキャンプ場です。日本有数と言ってもいいかもしれません。それほど有名で人気の場所ですね。場内の至る所から浅間山を見られる、広大な敷地のキャンプ場です。
場所は軽井沢エリアにありますが、住所は群馬県の北軽井沢になります。中軽井沢駅から国道146号線を北上して、浅間山を回り込んだ北側のふもとにあります。アクセスは決して良くはありません。軽井沢中心地(軽井沢駅周辺)から車で約30分、上信越自動車道の碓氷軽井沢ICからは約60分かかります。都心からは車でゆっくり走って大体4時間弱といったところです。
広大な敷地にバラエティに富んだ宿泊プラン
宿泊の種類がとても豊富なのが、スウィートグラスの一番の特徴です。大きく分けて、コテージ、キャビン、テントサイトの3つですが、それぞれがバラエティに富んでいています。目的や気分に応じてさまざまな選択肢から泊まる設備を選べるので、何度行っても飽きることはないでしょう。
- コテージ:
– 全戸に薪ストーブ、風呂、キッチンがついていてほぼ手ぶらで宿泊可能
– 犬が一緒に泊まれるコテージ、暖炉付きの大型一軒家風のコテージなど全12種類 - キャビン(山小屋):
– 全戸に薪ストーブと必要最小限の電気、家具がつく(ガス、水道、風呂はなし)
– ツリーハウス風、ドッグラン付き、ハンモック付きなど全15種類 - テントサイト:
– 林間エリア、草原エリアなど立地がバラエティに富む。電源付きエリアもあり
– ソロサイトから広々したファミリー向きサイトなど全18種類
ちなみに、ソロキャンプサイトなど一部を除いて、全施設で車が横付けできますので、荷物の積み下ろしも楽々です。
我が家では、テントは持ってるもののずぼらで面倒、風呂はゆっくり入りたい、犬がいる、などいろいろ理由をつけて、いつもドッグラン付きのコテージを利用しています。
気になるお値段の方ですが、コテージが16,000円~46,200円、キャビンが7,700円~19,800円、テントサイトが1,700円~5,500円となっています(いずれも通常料金。週末やハイシーズンは値段が上がります。人数によっても若干違うようです)。ちなみ連泊すると、2泊目以降が半額になる割引プランがあります(平日のみに適用)。

充実のレンタル用品と施設!ほぼてぶらで宿泊が可能
レンタル用品がものすごく充実しています。
- テント、BBQグリル、バーナー、テーブル、ランタンなどのキャンプ道具
- 寝袋、毛布、マットレス、ゆたんぽなどの寝具類
- 調理道具、鍋、食器セットなどのキッチン用品
などなど、思いつく限り必要な道具はほとんどレンタルで揃うと言ってもいいくらいの充実ぶりです。初めてキャンプをする人にとっては、スウィートグラスで最初は道具を借りて体験してみるのもいいかも。キャンプ上級者になるにつれて、自分の道具にこだわりを持ちたくなってくるかもしれません。まずは使ってみて、気に入って何度も使うようだったら所有するというのもいいですね。ちなみにぼくは最近折りたたみテーブル&チェアを買いました。
レンタル用品以外にも、キャンプ料理用の食材セットが充実しています。
- BBQセット
- カレーセット
- パエリア
- ピザ
- ローストビーフ
- デザート
などほかにも多数。材料を揃えるのが大変な料理でも、セットなら楽ちんですね。事前に予約が必要です(ホームページの予約マイページから行えます)。
さらには共有施設もさまざま完備しています。
- 売店
- カフェ「Asama Hutte」
- 貸し切りお風呂
- 共用キッチン・トイレ
- コインランドリー
などです。

こちら売店です。アメニティグッズ、調味料、ジュース、酒、長靴など品ぞろえ多数なので、忘れ物があったらこちらでどうぞ。オリジナルTシャツ、ステッカーなどのお土産も売ってます。

こちらがカフェ・浅間ヒュッテ。食事、ドリンク、デザートなど。
多彩な遊び道具やイベントで飽きることなし
アトラクションも豊富です。
- アスレチック施設
- トランポリン(予約制)
- 多目的広場・ドッグラン
- 自然体験ゾーン「おしぎっぱの森」
- 年間を通して開催される各種イベント
などがあります。

森林ゾーンにあるアスレチック施設。高いところを渡って行った先にもいろいろな遊び施設があります。その先には、川沿いに自然の中を探検できる「おしぎっぱの森」です。

多目的広場とその先にドッグラン。広いです!
イベントは趣向をこらした企画ものや、いろんなものづくりの体験ができるワークショップなど、月替わりで多数開催されています。特にファミリーにはうれしいポイントですね。
週末やハイシーズンは予約が取りにくいので注意
さて、大人気のスウィートグラス最大の問題と言っても過言ではない、予約について書きます。
スウィートグラスは、予約がなかなか取れません(特に週末やハイシーズン)。予約の方法は、大体以下のとおりです。
- 通常予約は、当月1日からスタートして翌々月末までの予約が可能。
(例:5月1日から、7月31日分までの予約ができるようになる) - 2種類の有料会員制度があり、ホワイトバッファロー会員は通常予約の5日前から(1予約まで)、イーグル会員は通常予約の10日前から(2予約まで)予約が可能。
(例:上記例ではそれぞれ3月25日・3月20日から7月31日分までの予約ができる)
したがって、会員でない方にとっては、行きたいと思った月の前々月の1日に予約ができるようになりますが、予約しようとしたら週末がすでに全部埋まってた、ということが結構起こります。会員が事前に予約できるからですね。特に人気の宿泊タイプでは、週末やハイシーズンはかなり厳しいでしょう。
※現在、新規会員募集はしていません。すでに会員も定員オーバー気味で、会員ですら予約が難しくなっている状況のようです。そんなわけで、現在の会員制度は2022年でいったん終了するとのことです。
さらにもう1つの課題ですが、週末に予約が取りにくいということは、たとえ予約が取れたとしてもキャンプ場がとても混んでいるということです。せっかくのんびりしようと来たのに、キッチンやトイレが混みすぎ!とか、人が多くてにぎやかすぎ!といったことになったら少し残念ですよね。
我が家は毎回ドッグラン付きコテージですが、数も少なく人気施設なので、週末はほぼ予約が無理です。ですので、いつも平日に予約しています。平日は人も少ないので、のんびりしたい方にはおススメですよ。宿泊料も安いですしね。ただし有給が取りやすい方に限りますけど💦
スウィートグラスのメリット・デメリットまとめ
- 場内の至る所から浅間山が見える絶好のロケーション
- どんなニーズにも対応できる3タイプ45種類の豊富な宿泊プラン
- 充実のレンタル用品と設備で手ぶらで手軽にキャンプできる
- 多彩な遊び道具とイベントで滞在中はやることいっぱい
- 最寄りのインターからのアクセスが悪い(約1時間)
- 宿泊費が少しお高めかも
- 超人気キャンプ場のため予約が取りにくい(週末・ハイシーズン)
- 人がやたらと多い(週末・ハイシーズン)

ドッグランコテージ・ウーフ 宿泊レポート
さてここからは、我が家が実際に「ドッグランコテージ・ウーフ」で2泊3日を過ごした内容をレポートさせていただきたいと思います。
Day 1
一日目。朝、大量の荷物を車に積み込んで、8時過ぎに出発!
途中、サービスエリアで昼食をとって、12時くらいに碓氷軽井沢ICを降りました。
まず我が家が毎回最初に向かうのは、「軽井沢発地市庭(ほっちいちば)」です。地元で取れた野菜の直売場で、キャンプに使う野菜は全部こちらで調達しています。新鮮ですごくおいしいですよ。

続いては野菜以外の食材買い出しです。発地市庭からほど近くにある、地元のスーパー「ツルヤ」に。こちらのスーパーはとにかく大きく、いつも地元の方や観光客で賑わっています。おそらくこのエリアで最大でしょう。食材だけでなくおみやげを買っていく人も多いですね。値段も安くておススメですよ。
買い出しも終えて、いよいよスウィートグラスへ向かいます。30分ほど走って、予定通りチェックイン時間の2時くらいに到着。ドライブスルーで車に乗ったまま検温とチェックインをします。
チェックインの時スタッフさんから、「愛郷ぐんまキャンペーンの対象宿泊施設になってますので、該当するようであれば申込書を書いて支払い時に提出してください」と言われました。なんだろう?と思って聞いてみると、都道府県民割の群馬県版のようで、次の条件を満たせば、何と一人一泊3,000円~5,000円の宿泊割引を受けられるとのことです。
- コロナワクチン接種済みかPCR検査で陰性(接種済証明or陰性証明と本人証明書類が必要)
- 群馬近隣の関東在住(東京都は対象外みたいです)
- 宿泊料金が一人一泊6,600円以上
うちは今回コテージだったので、見事条件クリア!かみさんがたまたま朝、何かに役に立つかもと接種済証を念のためもってきてたんです(ファインプレー!)。3回目ワクチン接種で5,000円、1~2回接種で3,000円の割引だそうです。うちは3回接種、2泊なので、2人で何と20,000円もの割引でした!想定外のことだったので超ラッキー!
さらに続きがあります。清算の時に、何と地元のお店で使えるクーポン券を8,000円分(2,000円x2泊x2人分)もいただきました!合計で28,000円もの割引ということになります。もともと宿泊料金が4万円くらいでしたので、実質12,000円になり何と7割引き!?になったんです。
愛郷ぐんまキャンペーンすごすぎます。現時点では4月28日までのキャンペーンですが、どうやら5月末まで延長を検討しているようですので、ぜひチェックしてみてください!
さて、チェックインと支払いを終えて、レンタル品の毛布とチャコールスターターを借りて(無料)、焚火用の薪や着火剤を買ってから(さっそくクーポン利用させてもらいました!)コテージに車で向かいます。今回は、「ドッグランコテージ ウーフ」というところです。

ウーフは1年くらい前に新築されたコテージで、今回が2回目の利用となります。外観は上のような感じ。手前側にかなり広いドッグランがあります。部屋の前に、屋根付きのデッキがあって、ここでもBBQできます。右側は専用駐車場。荷物を下ろすのも楽ちんです。

コテージ前からの浅間山のビュー。天気が下り坂で曇ってたんですが、頂上までばっちり見えました。手前はキャンプサイトですが、平日なのでまだ人もまばらですね。

コテージの間取りは上のようになっています。キッチン、トイレ、洗面所、浴室完備です。もちろん薪ストーブ付き(ただ、今回は気温が高くて薪ストーブは使いませんでした。残念)。ちなみに寝るところは、リビングにあるソファーです。

車から荷物を降ろし終えたら、早速コテージに備え付けの焚火台をドッグランに出し、薪をくべて火をつけます。
しばらく火を育てながら荷物を整理したりテーブルやチェアを設置したりしていると、夕方になったので夕食の準備をすることに。今日の夕食はパエリア、焼き芋、フルーツトマトのオリーブオイルマリネです。パエリアは生協で買った具材キットを持参、サツマイモとトマトのマリネは発地市庭で買ってきました。焼き芋は新聞紙とアルミ箔でくるんで焚火に投入。コメはメスティンで炊きました。ここで雨が降ってきたので、残りは部屋のキッチンでやることに。

パエリア完成!具材と炊いたコメを炒めただけですが、とてもおいしかったです!
Day 2
昨日は一晩中雨だったようで、夜は屋根にあたる雨の音が結構してました。今日は起きると朝からすっきりと晴れました。

朝食はホットサンドメーカーで食パンにハムとチーズを挟んで焼き、ツルヤで買った丸山珈琲のドリップコーヒーを淹れていただきました。うちではホットサンドメーカーっはキャンプの時の必需品です。かみさんが子供の時から使ってたというバウルー製のものです。かれこれ40年近くたってますが、全然ちゃんと使えてます。良い道具って、長く使えますね。
ちなみに、上の写真のテーブルとチェアは最近購入したヘリノックスのものです。詳細を記事にレビューしていますので、よろしかったらどうぞ。
朝食を食べ終えたら、近くの白糸の滝に散歩しに行きました。

キャンプ場から車で15分くらいのところにある、軽井沢ではメジャーな観光スポットです。浅間山に降って土に蓄えられた雨が、6年かけて数百本の滝の糸となって染み出してきているそうです。自然のスケールってすごいですね。

白糸の滝からキャンプ場に戻る帰り道、ちょっと浅間牧場に立ち寄って、浅間山を撮ってきました。4月ですがまだまだ雪が残ってますね。ぼくは浅間牧場の駐車場からの浅間山の眺めが一番気に入ってます。
コテージに戻って、早速昼食の準備です。まずは焚火台に薪をくべます。今日の昼は、アヒージョとバゲット、焼肉、焼き鳥の予定。

こちらはアヒージョ。メスティン鍋にオリーブオイルとニンニク、塩を入れてあたため、その中に具材(タコ、マッシュルーム、ブロッコリー)を入れてグラグラさせます。うまいっ!ワインが止まらない(笑) オリーブオイルにつけて食べるバゲットも格別です。

こちらは焼き鳥、自分で鶏のもも肉とネギを切って串に刺した、自家製です。火を炭に変えて、焼き鳥と焼肉をビールを飲みながら食べました。外でやる焼肉ってシンプルだけど最高ですよね!
食いすぎ&飲みすぎて、食後は昼寝。起きて犬の散歩がてら場内をぐるっと一周したら、もう夕方で薄暗くなってきたので、また薪を入れて夕食準備スタート。全然まだおなかが空かず、当初は煮込みハンバーグを作る予定でしたが、そんな食べれそうもないので、昼間食べられなかった焼きそばに変更。そして我が家のキャンプの定番、焼き芋(2回目)です(笑)

焼きそばは鉄板で作りました。火力が強いからか、家のコンロでやるよりも麺がパリッとおいしくできました。
今日は夜まで暖かったこともあって、夜ご飯の後も外のデッキでのんびりしてました。うっかり扉を開けっぱなしにしてしまっていたために、部屋の中に蛾とハエが入り込んでしまって、寝てる時も五月蠅くて大変でした(笑)
Day 3
あっという間の最終日の朝。ホットサンドとコーヒーで朝食。昨日とまったく一緒です(笑)
チェックアウトは11時ですが、うちはいつも9時過ぎには帰るようにしています。荷物をまとめて車に積んだ後、レンタル品を事務所に返してからいざ出発。昼過ぎには自宅に戻りました。
片道4、5時間という結構な遠出ですが、運転好きのぼくにはあまり苦にはなりません。ただ、やっぱり1泊だとあまり楽しめずに終わってしまうので、少なくとも丸一日滞在できる日が作れる2泊以上がベストでしょうか。
いつもながら、癒された3日間でした。今度は秋にまた行こうと思っています。
以上、スウィートグラスのご紹介と宿泊レビューでした。長文にお付き合いくださりありがとうございました。コメントやアドバイスなどありましたらよろしくお願いします!
リモ太郎でした。

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